雨漏り対策でリヤモール交換(ドアモールの張替え作業方法)
シビックEG6のリヤゲートモールを交換してみました。 剛性アップのためにスポット溶接部に瞬間接着剤を流し込んだ箇所は、 リヤサイドのパネル、窓枠、天井、そしてモールを剥がしてスポット溶接部にも流し込みました。 その甲斐あってボディの剛性感は体感できるほど上がりました。
今回はこの影響でモールのシーリングを剥がしてしまったので施工することになりました。 (価格は9282円。ディーラーは定価なので部品屋で値引きして購入したほうが賢い選択です。)
シビックEG6 モール交換
手順 | コメント | イメージ1 | イメージ2 |
1 | 揃えるパーツは他にロアゲートのモールのクリップ(型番:74442-SR3-003/74443-SR3-003)も購入しましたが再使用できます。 | ||
2 | モール交換はロアゲートのワイヤーとアッパーゲートのアブソーバーをくぐらせる必要があるので、12mmのメガネとスパナが必要です。 | ||
3 | モールを外し方は引っ張るだけです。(笑)付けるときは市販のモール補修シール剤をゲート枠の角になる部分に塗布して取り付けます。 | ||
施工作業は一見簡単です。 しかし、取り付け時には気をつける点をいくつか発見しました。
必ず用意するものは、モール補修シール剤などのモールを固定するシーラーです。
以前にも感じたことなのですが、最近の車のゴムパーツの質感は10年ほど前と比べると 質感が落ちていないか? と感じます。 今回取り寄せたモールをみると使用して廃れたと思われるモールより質感が落ちてる気がします。 (触った感じ、質感でなんとなくですが)
そして、張り替えてみるとぴったりと合いません。 ちょうどロアゲートにあたる部分でクランクした部分です。 モールの収まりが悪く、内張りの隙間が出てしまいました。 しかも、モールの位置もぴったり決まらず、ずれてきてしまいます。 仕方がないので、モール補修シール剤と瞬間接着剤を使用して、 乾燥するまで位置決めした状態でゲートを閉めておきました。(やれやれ。笑)
施工して結論を言うと、交換はお勧めできません。 モールが大きく裂けてしまって水漏れがする場合は施工せざる得ませんが、 軽い傷程度ならラバースプレーやシリコンスプレーをかければ質感が取り戻せます。 ゲートとのクリアランスが広がった場合はアッパー、ロアのロック部分で調整できます。 (正直言うと、途中で交換を取りやめて元に戻しました。(笑) それだけ、モールの質が悪いことを覚悟の上で交換してください。(笑)
モールなどのゴムに、シリコンスプレーを年に数回、救急用のガーゼなどに染込ませて塗ってるとモールの劣化は殆ど見られませんでした。 当初は高いラバー専用のスプレーを使ってましたが、300円ほどのシリコンスプレーのほうが馴染みもよく持続性があるようです。 これを塗ってしっとりさせておけば、雨漏りは永遠にあり得ないと思います。 |
※新品モールは油分を含んでるのが原因の可能性があり、脱脂も必要だったかも知れません。 リヤゲートのモール内スポット溶接箇所に瞬間接着剤を流し込むと、高い剛性アップが体感できたため、 ここにパネルボンドを施工してみたくなってきました。(^^; |