R・ローター、ハブの錆び止め(R・ブレーキロータ、ハブ錆び止め)
EG6は足回りのフルメンテナンスを約4年前に行っていて、このときリヤのハブごとホイールベアリング交換されています。 それでもこれだけの錆びが発生しています。 ということはホイールベアリング交換など一度も実施していないシビックEG6では、錆が内部にかなり進行してるはずです。 約16年経つ5年式EG6のため、錆び止めメンテナンスは最も優先度の高い整備でした。
R・ローター、ハブの錆び止め
キャリパーを外したら、ホースを痛めないように針金などで吊るしておきます。 |
ブラケットを外します。フロントキャリパーほど強度を必要としないためか、普通にメガネレンチで簡単に外せます。 |
外したブラケットです。キャリパーとブラケットは材質の違いか錆びは殆どでません。 |
ブレーキローターを留めてるネジ2本を外せば手で引き出せます。 |
ハブはそれほど錆びは出ていないようです。しかしセンターキャップのないアルミホイールなどを使うと水が入り錆び錆びになる危険が高まります。 |
前回手抜きメンテナンスで耐熱スプレーを外から噴きつけたため黒ずんでます。(^^;) |
たった4年間でここまで錆びが発生しています。10年以上放置された車であれば、内部までかなり錆が浸透してると思います。 |
ブレーキローター裏側は側面の錆びで、ハブとの当たり面は殆ど錆びていない状態でした。 |
ハブのキャップ部分が黒いのは私が錆び止めに以前から塗ってるためです。アルミホイールにセンターキャップがないと、ハブのキャップの周囲が錆び錆びになります。そして内部に水が浸透してハブも錆びてくると思われます。 |
300番程度のサンドペーパーをかけブレーキクリーナーで表面を綺麗にした後、黒錆び転換剤を塗ったところです。錆びがある部分は黒く変色していき黒錆び化されたところです。 |
ブレーキローターも清掃し黒錆び転換剤を塗り乾燥後に耐熱塗料を噴きつけました。 |
ローターも耐熱スプレーします。塗装を重ねるとローターとホイールに塗装が残り、当たり面がガタガタになります。この状態でタイヤ取り付けは危険です。カッターの歯を使って古い塗装を剥がして平面化してから耐熱スプレーをかけなおします。 |
錆び止めがどれだけ持つかは想像できませんが、最善のメンテナンスするには今回のように黒錆び化+耐熱塗装しかないと思います。 新車でも錆びる箇所であり錆びるのが普通。
メーカーは20年乗ることを前提に車を製造してるわけではないので、長く乗り続けるためにはオーナーのメンテナンス努力が必要だと思います。