DIYチューニング&メンテナンス(シビックEG6整備履歴)
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DIYでオイルキャッチタンク設置(シビックEG6)

オイルキャッチタンク設置(インテーク系をクリーンにする)

 オイルキャッチタンクをどのメーカーで買うか・・・。 アフターパーツを考えるとクスコしかないと判断しました。 まだシビックEG6用が販売されてました。 EG6(B16A)のブローバイ配管は9φですので9φパイプを持った専用品を買う必要があるのです。凡用品ではまずいのです。 (9φ汎用はありました。(^^;;;汗)

オイルキャッチタンク設置

EG6オイルキャッチタンク(パッケージです)

 EG6用オイルキャッチタンクです。

EG6オイルキャッチタンク(付属品など)

 取り付けに必要なパーツは一応一通り入っています。(一応ですが、・・・)

EG6オイルキャッチタンク

 オイルキャッチタンクのタンク部分、パイプ部分ともしっかりした構造なようです。

EG6オイルキャッチタンク(ステーなど)

 取り合えず同梱の取り付けステーで説明書通りに付けてみます。

オイルキャッチタンクの取り付け位置

 クラッチ・リザーバーステーに噛まして取り付けます。

非常に扱い難い位置です

 これはNGです。(^^;;;汗 何故ならクラッチリザーバーがスロットルワイヤーに干渉するのです。それだけではないです。ステーが鉄で重すぎ。オイルキャッチタンクのレベルゲージが見難く、溜まったオイル取り出し時にはステーとすべてのホースを外す必要がありそうです。また運転席側重量増はバランス的にまずいのです。それにクスコの説明書通りにはブローバイ・ホースを繋がないからです。

ここがベストです

 当初の予定通りこれで行きます。

PCVバルブ(EG6)

 写真中央がPCVバルブです。PCVバルブは刺さってるだけなのですが、折れたりするとまずいので注意します。

必要な工具です

 ウォーターポンププライヤーとホースプーラーを使います。

PCVバルブのホース

 PCVバルブのホースのみ取り外します。

9φブローバイホースで連結します

 PCV側、インマニ側をオイルキャッチタンクに繋ぎます。クスコ製オイルキャッチタンクは、IN、OUTはないのでパイプに負担がかからないように繋ぎます。・・・いやその前に同梱されてるパイプは1mで足りないため、もう1m購入しないとまずいです。写真のメッシュの粗いブローバイホースはバイク店で購入したキジマ製9φホースです。が、しかしこのバイク用品店のは今ひとつで、・・・。

IN/OUT各1mで取り合えず繋いでみました

 まずはIN側、OUT側ともホースを切らずに取り付けました。IN/OUTともに約1mは必要です。バイク店で買ったブローバイホースは質がそれほど高くないのか負圧に負けてホースが潰れる可能性があります。ホースが長めで曲がりが大きいのも原因になるようです。※エンジンブレーキ時に最も負圧が高くなる恐れがあり要注意です。

オイルキャッチタンクを固定

 オイルキャッチタンクはバッテリに縛る形で止めます。床部分は永井電子製と同じ仕様のアース線が走ってるため問題ないのです。そして背中部分にクッションゴムで被います。

ホースは負圧のため簡単に結束バンド固定でOKです

 しかし最終的には、オイルキャッチタンクにクッションになるような袋を下から被せると良いと考えてます。現状でも干渉して振動が出ることはなく問題は出ていません。

ホース自身を固定します

 重要なことですが、結束バンドを用意する必要があります。ホースがスロットルワイヤー近辺を通り、インマニ自身が熱を持つためホースを浮かして固定するためです。エンジンの熱を受けやすい箇所は遮熱パイプを被せておきました。

 オイルキャッチタンク設置して一周間経過してはっきりしたのは、 朝一のエンジンが冷えきってるときの始動時のみアイドルアップ異常があることです。 通常アイドルアップは徐々に回転が下がって完了しますが、アイドルアップが完了するまで1500回転維持してます。 この原因を現在チェック中です。 また今回までのテストすべてで言えるのですがアイドリングが高めになりました。

 走行テストして、・・・
オイルキャッチタンクがオイルをキャッチするだけと思うと間違いでした。 走行テストは既に100Kmになりますが、エンジンフィーリングが大きく変わりました。 やはりオイル、ブローバイガスが燃焼時に悪さをしていたようです。(^^;;;汗
4つのピストンの燃焼が均等になったのか?アイドリング時の振動が僅かに落ち着いた気がします。 アクセルON時のパワー感は間違いなく燃焼効率に影響したと思います。 そんなにオイルが悪さしてたのか?原因は良く分かっていません。(^^;;;汗  (更に継続テストではっきりさせる予定です。)

 いずれにしろ、オイルがインマニに入らなくなることでプラグの焼けは更に均等になるだろうし、燃焼効率が上がればブローバイも減り、ブローバイが減れば燃焼効率が上がるという、良い循環が形成されていくと思います。 今後は、アイドルアップ異常原因、インテークホースにフィルター取り付けテスト、エンジンオイルの寿命が延びるか、など詳細な結果を纏めてみる予定です。

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