DIYチューニング&メンテナンス(シビックEG6整備履歴)
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DIYでオイルキャッチタンク改良取り付け(シビックEG6)

オイルキャッチタンク改良(オイルをスムーズに流すには、)

 走行の度にオイルキャッチタンクの状態を確認してるのですが、・・・現在の設置状態には問題があることがはっきりしてきたのです。 このパイピングではオイルがキャッチできず、エンジンに負担がかかる可能性が・・・。

オイルキャッチタンク改良

オイルキャッチタンクのホースの取り回しは、・・・

 この写真でみるとオイルキャッチタンク設置方法に問題があることが分かります。

オイルキャッチするにはホースの高低差を減らす

 PCVバルブからのホースはなるべく水平になるように導かないとオイルを捕獲できないのです。スロットルバルブを直接回し、エンジン回転を変化させてホースを観察すると、PCVバルブから3,4センチのところをオイルが行ったり来たりしてるのです。

PCVバルブ付近でオイルが溜まってしまうのです

 写真のPCVバルブのホースは、インテークマニホールドに沿って伸びてるため上りになるのです。これではオイルがスムーズに上がっていけないので、ホースの取り回しを変更します。

オイルキャッチタンク改良

 それからオイルキャッチタンクの下向きのパイプも同じように上りのためオイルが吸いづらいのです。よってパイプの向きを変更します。

パイプをシールパッキンでシーリング

 ホースを緩めることは可能なようですが説明書には記述がないので、ここからは自己責任で改良することになります。

ホンダ純正シールパッキン

 パイプは単純にネジで固定されてるだけのようです。ネジ部に僅かな隙間があってもおかしくない状態でした。ここは何らかの方法でシーリングが必要だと思います。
今回はHONDA製のグレーのシールパッキンを使いました。

改良したオイルキャッチタンク

 オイルキャッチタンク内は常に大気に対して負圧のため、外からのシーリングも有効です。IN側にするパイプを曲げておきました。パイプ二つとも外した上シールパッキンをネジ部に塗って締め込み後、外からも軽く埋めておきました。

ホースの高低差を最低まで落としました

 ホースはインマニ上でなく横を通すようにし、横からオイルキャッチタンクに接続することで水平に近い状態で取り付けできてます。このパイピングならメンテナンス性も問題ありません。

 しばらくはこれで様子を見ることにします。 またしばらく走行テストを繰り返すことにします。

 今回の仕様もバイク用ブローバイホースのままでテストを行いますが、 テストが終了次第クスコ製ホースに切り替えます。

クスコ製 オイルキャッチタンク・ホースキット

クスコ ホースキット

 クスコ オイルキャッチタンク用ホースキットです。
単なるホースが送料を含めると4000円ほどします。(^^;;;汗

9φのホースを繋ぐパイプ。これが今後のチューニングに役に立ちます

 9φのパイプが同梱されてました。これを使えば、インテーク側のブローバイホースにフィルターをうまく噛ませられそうです。が、ホームセンターで10mmアルミパイプ、ステンレスパイプがあるため代用できます。

 クスコ製オイルキャッチタンクのパイプを2本外して観察してみました。 パイプはINもOUTもなくハの時状に刺さってるだけです。 つまり、IN側に入ってきたブローバイガスが、分離されずにOUT側へ直接抜ける比率も結構あるということです。 積極的にオイルを分離してないため重力任せということです。

■関連ページ 「オイルキャッチタンク故障と対策」
■関連ページ 「PCVバルブ交換と動作研究」
■関連ページ 「ブローバイガスの検証と対策」
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