オイルキャッチタンクホース交換(ブレードホースの耐久性は、)
7月上旬気温30度を超す中、とある都内で日中渋滞のなか走行中、急にアイドリングが850から1100回転ほどに上がりました。
いつもと違うアイドリングに察知しエンジンルームを覗くと、ブレードホースが熱で凹んでるのです。
ブレードホースは、秋冬春の気温では問題ありませんでしたが、夏の渋滞走行ではエンジンルームは異常に加熱し、 耐久性の高いと信じていたブレードホースは柔らかくなっているのです。
オイルキャッチタンクホース交換(ブレードホースの耐久性は、)
クスコ製ブレードホース。ホースが白く見えるのは光の反射ではありません。ホースが潰れた上に白く濁り、ホース内部の繊維がずれてしまっているのです。 |
はっきりと潰れてるのが確認できるはずです。ブレードホースは負圧ホースとしての性能はありません。長期使用することは不可能です。使い続ければ故障を併発し、エンジン寿命を縮めます。 |
ホース交換ついでにオクヤマ製オイルキャッチタンクを外してみました。 |
約5000Kmで5ml程度か。確かにオイルは噴いてました。しかも鉄粉まで含んでました。エンジンにはオイルなどの不純物を含んだガスが吸い込まれているのです。 |
ブレードホースの代わりに、耐熱、耐圧、耐油性のホースをネット購入しました。 |
今はインターネット(HP)で情報を拾う時代。勿論正しいかは、自分の知識と経験で判断するしかありませんが、・・・。 |
B16Aエンジンのブローバイ・ホースは9φ。このホースは9φとでてますが実際には9.5φ。若干ですが違うため、ネジ式バンド+シールパッキンを使います。 |
耐熱150℃で触っても非常に丈夫。元通りに組み付け。アイドリングも良好です。 |
ブレードホースは耐熱80℃程度、負圧は不明。(負圧ホースではないため)
ブローバイ温度は80℃を超えることもあり、負圧の不明なホースでは耐え切れません。
オイルキャッチタンク PCV−インマニ間に取り付けはトラブルということです。
オイルキャッチタンクとは、付属してるブレードホースの性能が低すぎて潰れるため、 はじめから違法な大気開放にしなければ付かない仕様になっているのです。 車検の法令遵守するには耐油、耐熱、耐負圧の強化ゴムホースを別途購入しなければならないのです。
ブレードホース販売元のクスコに確認すると、耐熱、耐圧、耐油に対する検査データ確認はないそうです。
要するにブレードホースの性能確認なしで販売しています。
オイルキャッチタンクは、ストリート用と謳い文句を付けておきながら、説明書には大気開放の取り付け説明をしています。
(この件はクスコに問い合わせ、事実を正確に公表しました。) |
今回は遠出してトラブルと危険なため、純正に戻すための準備も平行して部品注文していましたが、
オイルキャッチタンクに確かにオイルが溜まってることを確認すると、やはり純正に戻すのはまずいと判断しました。
なんとオイルキャッチタンクには鉄粉も溜まることを確認したのです。
・・・こんなものをインマニに直接戻すわけにはいかないのです。 |