排気温センサー・キャンセル(排気温センサーは排気抵抗か?)
キャブレター仕様の昔の車は燃焼効率が悪く排気管に未燃焼ガスが入り、排気管が高温になることで枯葉が燃えるなどもあったそうです。 現在は電子制御化されたインジェクション仕様で、更に燃焼効率が高められ排気管が異常な高温になることもなくなり、排気温を監視する排気温センサーは必要なくなりました。 むしろ排気温センサーが排気抵抗になると考えられるため、シビックEG6から取り外し実験することにしました。
排気温センサー・キャンセル
シビックEG6の排気温センサーです。触媒の頭についてます。 |
先端は円柱状の棒が伸びてます。これは、排気抵抗になるのか? |
触媒の網目の前にこれだけ邪魔になっています。 |
外してみると、…あれ? |
というわけで、ドリルで削ることにしました。ここにはネジが切ってないため必要ないと判明しました。使ったのは写真下(2050円)だけで十分でした。 |
ホームセンターでレンタル(200円)のドリルに別途購入したハイスカッターを装着。写真左の分厚いスポンジを触媒の網目にあてがい、ドリルを突かないようにします。 |
40分かけて切削終了。 |
排気温センサー・キャンセル用のボルトの入手に成功。ステンレス製M12x10 、M12x20の1.25ピッチをホームセンターで取り寄せてもらいました。M12x15は入手できず。適正な長さを10mm、20mmで選択します。 |
ステンレスにしたのは、もちろん錆びないため。排気管のボルトはステンレスが望ましいのです。※但し鉄より緩みやすい点には注意します。 |
排気温センサーは予備を持ってるため、一本をこのように切断して8ミリ丸端子に変更します。 |
近所の8ミリボルトに噛ませます。 |
短絡されると、排気温センサー・警告灯は消灯します。排気温センサーは、1Ωでしたが、特に抵抗なしでOKと判断しました。 |
既にこのチューニングに効果があることは作業する前から明らかでした。
イグニッション・キーを回すと、勢い良くエンジンは始動し、始動時の排気音は爆音と化しました。(^^;汗
走行テストすると、低・中・高回転域まで回りが一段とよくなり、トルク、出力、排気音(^^;汗、とも間違いなく上がりました。 (爆音は数百キロ走行後、車検に支障がないレベルに落ち着き、深く踏むと爆音といった感じになりました。)
触媒アーシング(メタルキャタライザーにアーシング)
後日触媒にアースを追加しました。ガスケットにより分断された各排気管にしっかり接点をだしてアーシングすると、高い効果があることを確認してるため、メタルキャタライザにも試しておきました。 |
排気管にアーシングすると、体感できるほど排気効率がよくなります。 最後に施工した触媒は最も効果を体感できました。
排気温センサーマウント切除&触媒アーシング後の走行インプレ |
触媒の網目は細かく、排気ガスは真っ直ぐにしか通過することが出来ません。 |