イグナイター、イグニッションコイル交換(ディスピ故障前に部品交換)
ディストリピューター故障には、ベアリングの異音、錆び、シールからオイル漏れ、ローターとキャップの劣化とイグニッションコイル、イグナイター故障と数あります。 シビックEG6の初期のディストリピュータは、壊れやすいのか、異音、錆びのため走行102000Km(2003年8月)に交換しました。
既に約19万Km(2011年1月)ですが、異音、錆びはでていません。 ディストリピューターは改良されてるようです。 それでも熱にさらされるイグニッションコイル、イグナイターは故障=エンジン停止のため交換に踏み切り、 高価なディストリピューターを延命することにしました。
イグナイター、イグニッションコイル交換(ディスピ故障前に部品交換)No.1
ホンダ車はディストリピューター内部にイグナイター、イグニッションコイルがあるため、他メーカーと比べると欠点になっているようです。特にプラグ交換を怠ると、負担が増し壊れやすくなるようです。ディスピの故障は、エンジン始動不能であり、レッカーに頼らざる得なく高額出費となるため、8年、9万Kmで交換することにしました。 |
ディストリピュータのキャップを外すと、ローターが見えます。イグナイター、イグニッションコイル交換には、この時点から作業難易度が高いため、故障してからの交換は困難だと思います。※ディストリピューターには、+常時電源は入ってませんが、安全のためコネクタを抜いておきます。 |
クランクシャフトを回して、ローターを回転させネジを露出させます。写真の状態になったらドライバーでネジを外してローターを引き出します。 |
ローターを外すと、被ってるカバーが外せます。 |
上部がイグニッションコイル、右下部がイグナイターです。 |
イグニッションコイル(型番30510-PT2-006)、イグナイター(型番06302-PT3-000)。 |
購入したイグニッションコイルは問題ないのですが、・・・ |
イグナイターが、・・・ もし間違ったパーツを、故障時に交換するために車載してたとしたら、・・・当日大変なことになったはずで、これを考えるとぞっとしました。(^^;汗 |
実はシビックEG6には、新旧2種類のディストリピューターがあるのです。 旧型は壊れやすくベアリングの異音や錆びなどがでて、私のシビックEG6は新型のディストリピューターにアセンブリ交換していたのです。 新型は改良されてるのか、旧型のトラブルは全くなく、約8年、9万Km走行ですがトラブルは一度もありませんでした。
シビックEG6はインテグラDC2TypeRと兄弟車であり、後継のシビックEK4、EK9ともB16A(B)エンジンのため共通パーツが多くあり、 ディストリピューターも共通パーツとして改良品のEK4、EK9のパーツが出ているのかもしれません。
イグナイター、イグニッションコイル交換(ディスピ故障前に部品交換)No.2
上が新型(型番30130-P06-006)、下が旧型(型番06302-PT3-000)。 |
新旧共通のイグニッションコイル(型番30510-PT2-006)。イグニッションコイルは、現物で型番を見ても同じものです。 |
先にイグニッションコイルを外します。青ペンでネジの締め付け具合を記しておきます。 |
イグニッションコイルの配線を外します。 |
外したイグニッションコイル。見た目はへたった様子はありません。 |
次にイグナイターを外します。同類のコネクタが並んでるため、印を付けとくと安全に外せます。 |
イグナイターは、2本のビスで固定されています。(写真は外し済みです) |
外したイグナイターです。 |
左が旧イグナイター、右が新イグナイター。 |
ディストリピューター内部です。 |
イグニッションコイルとイグナイターのコネクタは全部で6箇所外すため、絶対に間違えないように!!。 |
コネクタは外す前に間違えやすい箇所だけ印を付けておくと安全です。 |
配線の取り回し状態、コネクタの締め付け状態、ステーの締め付け状態、振動で外れたり緩まないように確認です。 |
ディストリピューター(イグナイター、イグニッションコイル)の故障の初期症状は、高回転時の着火ミスのようです。 この症状から何Km走れるかは不明です。
イグナイター、イグニッションコイル交換は、トラブル時にその場で対処も可能ではあります。 車載工具のタイヤ用レンチはクランクシャフトを回せると思われます。 そしてドライバでキャップ、ローター、イグナイター、イグニッションコイルは外せます。
しかし経験がないと焦るでしょうね。(笑)
天候と時間帯によってはとても作業が出来ませんしね。(^^;
イグナイターは2種類ありますから、ここだけ要注意です。