DIYチューニング&メンテナンス(シビックEG6整備履歴)
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SPOONサブフレームリジッドカラー(シビックEG6)

サブフレームリジッドカラー(SPOONリジッドカラー取り付け(後編))

  (フレームとサブフレームにはガタがあるのか?)

 サブフレームリジッドカラー取り付け箇所はメインフレームとサブフレームの間。 そのためサブフレームを切り離すのが大変なのです。

サブフレームリジッドカラー No.2(SPOONリジッドカラー取り付け(後編))

シビックEG6で最も弱そうなフレーム箇所

 サブフレーム前部。シビックEG6のサブフレームは当て板の上に乗っかったように見えるんです。・・・だから10数年前このボルトを増し締めしたのです。
しかし今回の作業ではっきりしたのですが、この当て板のような鉄の塊とサブフレームはしっかり固定されてるため外れることも、ずれることもありません。

ボルト8本だけでは、サブフレームは落とせない

 総てのサブフレームボルトを緩めてサブフレームをフリーにしただけでは、写真のように1〜2mmしか落ちてきません。

ステアリングのシャフトを外す必要がある

 サブフレームは実は、ステアリングラック(ギヤボックス)もボルト留めされてます。

ステアリングシャフトのカバーを外す

 SPOONの説明書に従って、ステアリングシャフトのスプラインを切り離します。

シャフトのスプラインを外す

 スプラインに合わせマークをして、ボルトを緩め、切り離します。(^^;汗
・・・切り離したら最後、一人で取り付けするのは無理でしょうね。(^^;冷や汗

ステアリングラックを外す

 ・・・ステアリングラック自身を切り離すことに変更しました。(^^;
写真の箇所(右側)を車体裏から1本、エンジンルームから更に1本外します。

ラックのボルト4本外す

 左側にはバンドするように2本ボルト止めされています。これも外し、合計4本でフリーになります。

サブフレームリジッドカラー No.3(ラックを切り離してリジッドカラー取り付け)

リジッドカラーを差し込むスペースが出来る

 ステアリングラックを外すと写真のように1センチほど下げることが出来ます。
※何故完全にサブフレームが落ちないのか? 実は他にもサブフレームにはロアアームやスタビライザーもついてるのです。

フレームの間にカラーを入れる

 ここまでくれば、殆どのカラーは取り付けできます。
※カラーを取り付けたら、SPOONの説明書通りにカラーにグリススプレーを吹き付けておきます。

4番カラーが入らない

 しかし、この箇所(後部左1本)は更にサブフレームを下げないと取り付け不可能。
※写真左のボルトのメインフレームとサブフレームの間にカラーを挿すには、スタビライザーとロアアームを切り離す必要がありそうです。

ロアアーム、スタビライザーを外す必要がある

 ・・・私はそこまでして危険なリスクを背負いたくないので、ここで終えておきました。
リジッドカラーの傘の部分は薄いためこの1箇所だけ付けなくても問題ないと判断し、上側から被せるカラーのみ使用しました。
※サブフレーム・ボルト締め付けは、8本のボルトを均等に締め付けていくこと。

サブフレーム前側のボルト

 ロアアームから覗けるボルト。これは別角度から見たサブフレーム前側のボルト。
※このボルトが恐らく最も負荷がかかり分解時交換であるため新品交換しました。
サービスマニュアルでは締め付けトルクは9.1Kg・mとあるのですが、総てのボルトを12.7ロングのスピンナーハンドルで片手で締めれる目いっぱいの力で締め付けておきました。
※ホイール締め付けが11Kg・mであることを考えると、9.1Kg・mでは締め付けは甘いと判断。リジッドカラーを潰すことを考えると15〜17Kg・mぐらいでめいっぱい締めるべきと判断しました。

4番だけ諦めました(^^;

 4番だけ諦めました。(^^)ゞぽりぽり
スタビライザーを外すのはまだいいですが、ロアアームを切り離すことの危険性・・・。ここまでのリスクは背負いたくないので私は諦めました。
※500Km走行後に総てのボルトは増し締めが必要です。

リジッドカラー取り付けに必要な工具

 最低限必要な道具は、12.7ラチェットセット、9.5ラチェットセット。それから19ミリ6角ソケット、12.7ロングのスピンナーハンドルなど、・・・。
※滑る可能性があるため12角ソケットは使わない。

リジッドカラー取り付けに使った工具

 SPOONサブフレームリジッドカラー取り付けに今回使った工具すべて。

※パーツを外すことは比較的簡単に出来るんです。 しかし取り付け戻すとなるとボルトが上手く入らないことがよくあるのです。 しっかり合ってるように見えても締め付けに抵抗がかかったり、ボルトに傷を付けたり、ボルトを舐めてしまったりと、・・・。
整備やってるとこれが一番危険なのです。
いくら手順よく丁寧に作業を進めても、・・・締め付けるボルトが上手く入ってかない。
多々あるのです。・・・ばらさなくて済むにこしたことはないのです。 だから経験上、完璧を常に目指し、余計に部品を購入しておき作業は決して無理をしない。

ロアアームボルト、スタビボルトに損傷がでたら、・・・。とても重要なパーツなのに。
今回外したステアリングラック固定ボルトも抜くときに抵抗感がありました。 ・・・案の定、ボルト取り付け時には硬かったのです。(グリスを塗布したにも関わらず)
※無理すれば、決して完璧には出来ない。・・・ほどほどに。(^^;

 これだけ詳細に書いても、端折ってるんですよね。(^^;汗
試走行してみて、
・ハンドルの遊びが減って操作性がよくなった。(ラック増し締め効果かな?)
・若干乗心地が良いような。(カラーとサブフレーム増し締め効果かな?)
・エンジン振動が微振動になったような。(同じく、カラーとサブフレーム増し締め効果?)
・直進性が増したような。(僅かなサブフレームの歪みが抑えられたかな?)
・ホイールアライメントが狂った。(サブフレームが僅かにずれた)
・エンジンからの騒音が軽減されたような。(微振動が増したような?)
・サスペンションの納まりが早くなり安定走行してる。(これは確かな気がします。)
※ボディ剛性が増すと高級車の如く走行安定性が増す。
(今回のチューニングに間違いはありませんでした。)

ホイールアライメントは修正が必要になりました。 ハンドルのセンターは、ボスに付けた印で1.5mmほど狂いました。 よって、サブフレームリジッドカラー取り付ける方は、+2万円用意しておいてください。(^^)ゞぽりぽり

今回の作業終了後、試走行して、・・・
 地面からの振動を以前より拾いやすくなり、ボディ剛性が上がったようなフィーリングは確かにありました。 しかしホイールアライメントが狂いました。(^^;汗
ハンドルの違和感が物凄くあり、これが最も気になりました。(^^;

 数日後、シビックEG6にて3度目となるデジタル4輪ホイールアライメントテスターにかけることになります。 アライメント調整当日、久しぶりにエンジンオイルのレベルゲージを引っこ抜いてみると汚れてるのです。 ・・・既に2600Km走行していたのでした。
いつもは2000Km辺りから気づくオイルの劣化が、 燃料ポンプを交換したことが影響してるのか分からなかったのです。 ホイールアライメントテスターにかける直前に、エンジンオイル、オイルフィルター交換したため、 走行フィーリングが大きく変わり、アライメント調整後の走行フィーリングは、アライメント調整+オイル交換効果が含まれ、 更にリジッドカラー取り付け時にはステアリングラックとサブフレームの増し締めが加わるため、 リジッドカラー効果をはっきりと掴みづらくなりました。(^^;;;汗

SPOONサブフレームリジッドカラー動画をみて
(http://www.youtube.com/watch?v=c1zuDJ76TGY))

疑問1 ”サブフレームとは、走行中に動いてしまうの?”

自動車メーカーはフレームが動いてしまうような甘いボルト固定をしているのか?
サスペンションアームを支持するサブフレームが動いたと仮定すると、車は真っ直ぐ進むことは困難。 サブフレームを固定するボルトはシビックEG6では8本もありしっかり固定されていました。 SPOONが動画で説明するサブフレーム固定ボルトの動いた跡とは、ボルト締め付け跡と思われます。 リジッドカラー取り付けだけでハンドルが1.5mmずれたことから、 走行中に動いてたなら、車は真っ直ぐ進めないのです。

疑問2 ”リジッドカラーを取り付けるとボルトの穴が完全に埋まるの?”

埋まりませんでした。 リジッドカラーを直接ボルトに通すと、1mm近い遊びがありました。 取り付け箇所にはめ込んでも遊びは1mm近くあったようです。 閉めこむとこの遊びは埋まるのか? そうは思えませんでした。 リジッドカラーのかさの部分が、動画のように大きく伸びてるとも思えませんでした。

疑問3 ”サスペンションの収まりが速くなり、乗り心地は増すのか?”

動画のように極端によくなったとは思えませんでした。 多少よくなったかな?程度で、人によってはプラシーボ効果ともいうかも知れません。 交換直後、確かによくなったのを体感はしたのは事実ですが、 それよりハンドルのセンターの狂いが物凄い違和感がありました。 そのため、ほんとに効果を体感したのは、4輪ホイールアライメント調整とその直前のオイル交換後で、 アライメント調整効果が色濃くでる可能性があります。 サブフレーム効果だけではないのです。

疑問4 ”リジッドカラーによる本当の効果は?”

サブフレームは、フロントサスペンションの支持部でもあり、ロアアーム、スタビライザー、ステアリングラックまで接続されています。 サブフレームを下ろすには、このすべてを切り離すことを意味します。 そのためリジッドカラー取り付け時は、すべての支持部で取り外す前よりもしっかりボルト止めされることになります。 そして増し締めもすることになります。 よって、ハンドル操作性はラック増し締めであり、サスペンションの変化は各ボルトの増し締め効果です。 シャーシ系の整備書をよく読むとわかりますが、ボルトは焼入れされた硬いものですが、僅かに伸びるのです。 この伸びがあるため、シャーシ系の負荷のかかるボルトは一度増し締めしておいたほうが締結強度(剛性)が増すのです。

 私のシビックEG6は、殆どのチューニングパーツがSPOON製であり、SPOONは好きですが、 今回の製品は誇張し過ぎてるように見えました。 自分で整備しないと真実は見えないため、鵜呑みにせず効果要因を考えてみるのもよいかと思います。

■関連ページ 「サブフレームリジッドカラーNo.1」
■関連ページ 「フレーム増し締めで剛性強化」
■関連ページ 「SPOONサブフレームリジッドカラーキット取り付け」
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