DIYチューニング&メンテナンス(シビックEG6整備履歴)
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DIYでイリジウムプラグに交換(シビックEG6)

イリジウムプラグの性能比較(スパークプラグの性能比較テスト)

  (通算交換回数IRYWAY7番2回、IRYWAY8番3回)

純正プラグの接地電極はにニッケル合金で太い
NGKイリジウムプラグは接地電極0.6ミリ
DENSOイリジウムプラグは接地電極0.4ミリ

 スパークプラグのNGK製IRYWAYとDENSO製IRIDIUM POWERを比較テストしてみました。

 NGK製はエンジン振動が減り、エンジン回転レスポンスが良く、排気ガスもクリーンです。 ですがポン付けで使うとトルクが無く上りではパワーダウンを感じました。 燃焼速度が速くなり点火時期を進めるのと同じ症状になることが原因のようです。 性能を発揮させるために点火時期をやや遅らせ最適調整しました。 また火花ギャップが狭く火花が弱い欠点に高性能プラグコードやアーシングをしています。 ここまでやると性能がフルに引き出せます。

 DENSO製はNGK製で最適調整されたEG6にそのままポン付けテストしました。 (そのため、比較するには条件が同じとはいえません。本来なら純正状態からがベストと思いますが・・・。) エンジン始動すると懐かしい純正の頃のEG6の排気音がしました。 甲高い音が混じった音でチューニングした音ではありません。 走行すると排気音は重低音の爆音に変わり、トルクが増してるのを感じました。 目的地まで約10Km走行し吹け具合を確認しました。 空吹しでは吹け上がりが今ひとつで、エンジン振動はNGK製ほど安定しません。 アイドリング回転数は400回転に下がり、帰りの走行ではアクセルレスポンスが悪化しトルクだけの走りになりました。 調整しておいたアイドリング回転数も帰宅後は500回転まで更に下がってしまいました。

 結果を推測すると点火時期が遅いことが原因のようです。 (遅いと回転レスポンスダウン、トルク上昇、不完全燃焼促進、進めると回転レスポンスアップ、トルクダウン、ノッキング大。) 点火時期を進める必要があるということは、燃焼速度がNGKより遅いと考えられます。

 DENSO製は純正プラグに近く、ポン付けで問題なく使えそうな気がしますが、NGK製は点火時期を遅らせないと性能は十分発揮できません。 DENSO IRIDIUM POWERとNGK IRIWAYではどちらが良いかはともかく特性が違うことは間違いないようです。 (※あくまでも私のチューニングされたEG6でテストした結果であり、同一のB16Aやストロークの違うB18Cなどが同じ結果がでるかは分かりません。)
 私のEG6はIRIWAY用にエンジンチューニングしてあるため、元のNGK製に戻しました。

 ”イリジウムプラグを使うと着火性能向上のほかに燃焼スピードも向上する。 その結果低速でトルクダウンし高回転で出力アップする場合もある。 そのためラリーやバイクトライアルなどのトルクを必要な場合では敢えて純正ニッケルプラグを使うこともある。”  これが事実であることをメーカーに確認しました。

NGK(IRYWAY8)、DENSO(IRIDIUM POWER24(NGK8番相当))比較

 比較項目  NGK  DENSO  コメント

中心電極

6mm 4mm DENSOがよさそうだけど

火花ギャップ

比較すると同一0.7−0.8mm純正1.1。イリジウムは狭い

サーモエッジ

あり あり カーボンを焼き切り性能維持

抵抗

あり(5KΩ)あり(5KΩ) NGKにも抵抗が入ってます

接地電極高さ

高い 低い NGKが1mm弱高い

接地電極太さ

ほぼ同一 ほぼ同一 DENSOは少し楕円形

接地電極テーパーカット

あり あり DENSOの方が鋭くなってる

接地電極U溝

なし あり DENSO特許

端子

金メッキ 金メッキ DENSO8番は金メッキです
※写真はNGK IRIWAYのみ使用済みプラグです。絶縁体が黒いのはそのためです。

※NGKとDENSOのスパークプラグの違いは、 接地電極高さ、たった1mm弱の違いが燃焼スピード(火炎伝盤速度) に影響してる気がするのです。

 イリジウムプラグの寿命は2万Kmらしいのですが実際は4万Kmは持ちそうな気がします。 10年以上NGK IRIWAYイリジウムプラグを使用してますが最高で6万Km使いました。 中心電極のイリジウムがへたるのではなく接地電極が丸くなってきて火花ギャップが広くなります。 (6万Km走行後、新品交換で比較して初めて分かりました。) この距離まで使うと新品交換でハッキリと調子がよくなったことが分かります。(使いすぎですが、(^^;;;汗)

 プラグ交換などのついでにディストリピューターキャップとローターを清掃すると、劇的に調子がよくなります。 キャップとローターは無接点ですが火花が発生するためかカーボンかすが堆積します。 定期的に、このかすを軽くマイナスドライバーなどで落とし、キャップに堆積したかすも拭き取っておくと、点火性能がアップします。 以前、ディストリピューターが異音しだして内部に錆が見えるようになってきたときに、この方法でだましだまし10万Km使ってました。

プラグの種類

 名称  説明
ニッケル合金プラグ 普通車に付いてる標準的な安価なプラグ。耐熱、耐磨耗性に劣る。
白金プラグ(プラチナ)10万Km交換を謳われていてプラグ交換作業性の低いエンジンに使用されることが多い。耐熱、耐磨耗性が高い。
イリジウム合金プラグ 電極が細く着火性能が高い。燃焼効率、耐熱、耐磨耗性が高い。

熱価について

 名称  説明
冷え型(コールドタイプ)熱価が高い。スパークプラグの熱を逃がし易くなる。
焼け型(ホットタイプ) 熱価が低い。スパークプラグの熱を逃がし難くなる。

熱価対照表

 メーカー 熱価
NGK  5 6 7 8 99.51010.51111.5
DENSO162022242729 3132 3435
BOSH  87.6 5 4 3  2   
CHAMPION12、1110,98,76,63,614,5957 5553   

 イリジウムプラグは、着火性能が高く、耐熱、耐磨耗性能が高く、高性能であるのは間違いないようですが、 火花が僅かに弱いのが欠点のようです。
(イリジウムプラグのギャップは0.8mm、純正ニッケルプラグは1.1mm。)

 よく調べてみるとNGKには、IRIWAYシリーズの上にイリジウムレーシングなるプラグが存在しました。 IRIWAYがNGKの最も高性能なプラグと思ってましたが、・・・(^^;;;汗  よって次回はイリジウムレーシング8番をテストします。 

 最も高性能なスパークプラグがどれかを見抜くことは難しいですが、それを見抜くはっきりした現象はありました。 高性能なスパークプラグほど燃焼速度が速く、エンジン振動が少ないようです。 燃焼速度が速いと点火時期を調整する必要があり、これを理解できないとプラグの性能が低いと勘違いしてしまうかもしれません。 またシビックEG6純正のニッケルプラグは、イリジウムプラグと比べて点火火花のばらつきからエンジン振動が大きく、スムーズな回転をしていないようで、 イリジウムプラグへの交換は必須です。

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