ウインドウレギュレータ・メンテ(ドア内張り、ウインドウ メンテナンス)
パワーウインドウがスムーズに動かなかったり、ウインドウがガタガタ振動したり、湿度が高い雨の日に室内が曇る問題を 解消するため、ドア内張りのメンテナンスをしてみました。
私のEG6はパワーウインドウの動きやドアミラーのメンテもありすでに4,5回ドア内張りを外しました。 ドアホールシールも一部剥がしたことがあり多少敗れもでてたので、 今回はドア内張り内ドアホールのドアホールシールまで剥がしてドア内部を完全にメンテナンスしてみました。
ドア内張りを外す
ドアミラー・ガーニッシュを外すとドア内張りを安全に外しやすくなります。外し方は下側がフックで上側がクリップになってるので上側のクリップを先に外したあと上に持ち上げて外します。下側を引っ張ると壊れるので注意が必要です。ここは窓を開けると振動音が出やすいため内側に防振テープを貼ると効果がありました。 | |
白く見えるのがブチルシールですが一度でもドアホールシールを剥すと密着が悪くなります。私の5年式EG6ではブチルシールは固くなり、ドアホールシールはバリバリになってました。写真はブチルシール、ドアホールシール交換のためはがした状態です。 | |
左右のドアのブチルシールを1時間ほどかけて剥がしました。ブチルシールはちょうど練り消しのようなものなのですが、根気良く手で剥していきプラスチック製の定規などで削ぎとりました。それでも完全に取れないのでシリコンオフを染み込ませんたウエスで拭き取りました。 | |
剥ぎ取ったドアホールのドアホールシールです。私のEG6は剥してメンテナンスしたことが数回あるので上部は30センチほど剥がれかかってました。湿度の高い雨の日に室内のウインドウが曇りやすい原因はドア内張りの密閉性が低いのが原因ではないかと思うのですが。 | |
ドアホールのドアホールシールを剥すとドアの開閉機構を潤滑剤を塗付できます。ドアの開閉、ドアロック機構にシリコンスプレーを塗付しておきました。ここの潤滑で動きがスムーズになります。モーターの負担も軽減され故障を未然に防ぐことができると思います。 | |
ウインドウレギュレーターです。ウインドウの開閉がスムーズに動かない場合は災厄レギュレーター交換又はモーター交換になります。レギュレーターとガラスラン部分にシリコンスプレーなどで潤滑させておくとレギュレーターの曲がりや、モーターの負担を軽減できスムーズになります。 | |
ウインドウの水きりモールから落ちた水はドアホール底の穴から排出されます。そのため底にたまった水でサビがでることも考えられます。私のEG6にはサビはなかったようでした。今回ドアホールシールを外したついでに底面にクリアスプレーで防錆処理してみました。 | |
ブチルシール。ホンダ車は一般のブチルシールではなく白のシール剤が塗付されています。トヨタ車や日産車など一般的には巻き線状のブチルシールを使ってるので、施工は3M製ブチルシール6ミリを使用しました。価格は1巻約2500円、2巻ないと両ドアは施工は無理だと思います。 | |
ドアホールシール。ドアホールにはシール用に溝がきってあるのでここにブチルシールを貼り付け、最後にドアホールシールを貼り付けます。配線クリップを外す必要があると考えてたのですが後付けようにデザインされてるようでそのまま貼り付けられました。 | |
ドアホールシールを完全に剥したのは今回の作業が初めてなのですが、
ドアホールシールは配線のクリップでも留まってるため取り外しはドアホールシールを引きちぎらないと外せません。
外したついでにドア内側とドアホール内に軽くクリア塗装して防振処理効果を出すようにしてみました。
ボディの剛性アップで分かったことですがボディ剛性補強やパネルにクリア塗装をすると、 ドアの振動を抑制するためか開閉音が高級車のように重圧のある静かな音になるようです。
施工数日後に湿度の高い雨の日に走行したのですが室内が曇ることがありませんでした。 数回の観察が必要だと思いますが、以前は湿度が高い日は30分程度で窓が曇ってきたのと比べると効果があったように思いました。
過去にウインドウレギュレーターやモーターの修理をしてる場合はドアホールシールが剥がれて 室内が湿気っぽくなってる可能性があります。 ドアホールシールはドアホールに落ちてくる水や湿気をシールするためにあるようで ブチルシールとドアホールシール交換は効果が期待できると思います。