DIYチューニング&メンテナンス(シビックEG6整備履歴)
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DIYでパワーステアリングフルード交換(シビックEG6)

パワステフルード完全交換方法(パワーステアリングフルード交換手順)

  (通算パワステフルード交換(全交換)2回目)

 どのメーカー車種を問わず、車が古くなるとパワステフルードのホースバンドからの滲みはよくみかけますが、ホンダ車は特に多いように見えます。 シビックEG6も例外なく購入時から僅かな滲みがあり、ホース継ぎ目にはオイルの滲みで僅かに黒く汚れがありました。 そのため、純正のクリップ式から、ねじ式バンド型に交換して、2箇所のパワステオイルの滲みを、すでに10年ほど前に完全に修理しました。 しかし5年式のEG6、すでに15年経過してるため、今回はホースごとそっくり交換することにしました。 今回の作業は、パワステホースの交換と2度目のパワステフルードの循環による完全交換を行いました。

パワステホース交換&パワステフルード循環による完全交換方法

順 名称/コメント イメージ
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 EG6のパワステは赤いキャップのリザーバータンクと、左隣にあるベルトで駆動されたパワステポンプ。そしてラジエターとクーラーコアの手前に伸びているパワステークーラーのパイプまでです。

シビックEG6のパワステリザーバータンク
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 ディーラーにホースを注文したら、購入予定のないホース(上側長いホース)まで注文されてしまい、購入する破目になりました。(^^;汗 また、左下のホースはEG6では滲みやすいホースのため要交換ですが、部品がでませんでした。このホースは入手できないため、先に書いた余計に注文されたホースの曲がり部分を利用してカットすると全く同じホースができます。

EG6のパワステホース。(一部余計なホースと品番違いがあります。)
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 ホンダはパワステフルードは必ず純正が必要です。他メーカーとは違い、必ずホンダ車は純正を使います。(PSFⅡ 4リッター缶4536円)
 ディーラーに注文すると結構な確立で部品間違いやら、余計な部品やら、個数間違いがあります。(^^;汗 いちいち文句言ってるときりがないです。仲良くして別のことでうまく利用するのがベストです。(笑) 部品点数が多いため、多少のことはOKとしておきます。(^^)

ホンダパワステオイル PSF−Ⅱ
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 EG6のパワステ滲みはこの場所が多いです。(部品写真の左下にあたるホースです。)パワステクーラーとリザーバーへ繋がるホースです。締め付け圧の弱いクリップホースを使ってるのが原因です。
ねじ式のバンドに変えるだけで特に問題なく滲みは止まりますが、今回の作業の目的はこのホースと硬くなったリザーバー上部のホース交換で、+10年、+10万Kmを考えての交換です。

EG6の漏れやすいパワステホース(バンド)
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 交換作業は、リザーバータンクを外すことから開始です。上から順にオイルをスポイトで吸いながら外していきます。ウエスを使ってオイルの付着も抑えて作業します。

パワステリザーバータンクを外す
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 外したパワステ・リザーバータンクです。
ホースはリザーバータンク直下のホース、パワステクーラーのホース2箇所、リザーバー上部のホースまでですが、パワステクーラーのホースの1箇所はすでに部品が入手不可です。しかし、ここは圧がかからないようで、滲みはまずおきません。また、代用に使えるホースも今回入手したため今後の問題もありません。

EG6のパワステ・リザーバータンク
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 ホースを全交換したら、循環交換の準備です。リザーバータンクとは、フルードのIN/OUTが刺さっています。ということは、IN側を排出して、リザーバーに新品フルードを注ぐことでOKということです。排出をオイル受けまでホースを延長し、エンジンをかけてパワステフルードを循環させて、リザーバーに注ぎます。
※前輪をジャッキアップしてタイヤを浮かせた状態でハンドルを左右に回して抜くことも重要。

パワステフルード注ぐ
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 抜けてくるパワステフルードは、エアを噛みながら抜けるので泡だっています。今回は10万Km時点ですでに循環完全交換してるため、2度目の作業で16万5千Kmです。
リザーバーへのINは右側についた細めの下側にあるホースです。ここの排出ホースをオイル受けまで別途延長ホースを用意してオイルを受けます。外した側のリザーバーパイプは栓をします。もちろん別途用意しておきます。

パワステフルード排出
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 作業は簡単に見えるかもしれませんが、整備手順書など存在しませんので完全な個人のテクニックです。ホース交換、バンド交換は以外に大変です。それから循環交換は更に手間がかかります。予めの道具の準備からホースのIN/OUTの確認。パワステもエア抜き作業が必要なため、ガレージジャッキで前輪を持ち上げて、ハンドルを左右にきってエア抜き作業をしておきます。

泡だったパワステフルード
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 新品オイルと古いオイルではここまで色に違いがあります。EG6のパワステフルードは約1.1リッターです。循環交換で4リッター交換と贅沢な交換作業です。パワステ全抜き後の交換ではパワステのラックを傷める危険があります。またパワステリザーバータンクだけの交換では全く意味がありません。循環交換するとラックにダメージを与えず循環させることでラックやホースに溜まってるぶんも完全に交換できます。

パワステフルード。新しいオイル右と古いオイル左


※難易度が高いためDIYはお勧めできません。車種によってはエア噛みの危険があります。

 シビックにかかわらず、ホンダ車はパワステフルードの滲みは今でも多いようです。 単純にバンドがクリップのため、締め付けトルクが弱いだけなのですが。 パワステは蒸発することがないため、リザーバータンクの減りは、長年の滲みと漏れしか考えられません。
※実はパワステはホースだけでなくラックの遊び調整用ナットからも発生しますが、EG6ではまた別の方法で修理できます。

 パワステフルードを循環して全交換すると、ハンドルがスムーズになるだとか期待したいところですが、 体感できる大きな効果はあまり期待できません。(笑) 10万Km時点での循環交換。今回の16万5千Kmでの交換ともフィーリングの変化はほとんど感じませんでした。 それでも、整備書には10万Kmで交換と謳ってある以上、交換することはお勧めです。 滲み、漏れがあればなおさらです。 EG系サービスマニュアルでは、パワステオイル交換は一度抜き取り後に注入とあり、1.1リットル交換が通常です。 4リットルのパワステフルードを循環交換すると、パワステのラック(ラック&ピニオン)を傷めず、 循環させないと抜けない、ラックやホース内のオイルまで完全に交換することができてしまいます。 これ以上の完璧なパワステフルード交換方法は存在しないと思います。 今回の作業のパーツ代(フルード含む)合計は約11000円でした。 パワステフルード(ホンダPSF2)4リッター缶は4536円です。

 パワステフルード交換後、数ヵ月後のインプレです。 パワステフルードのリザーバータンクがアッパーレベルから僅かに減ってたため補充しました。 漏れをすべてチェックしたところ全くありませんでした。 実はエア抜き作業をほとんどしていなかったのでした。 フロントタイヤをジャッキアップして浮かせた状態でハンドルを左いっぱい、右いっぱいを数回繰り返してエア抜きする作業も必要です。(^^;)

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