ECU初期化(リセット)(点火時期調整に伴いECUをリセット)
シビックEG6のチューニングを進めると、吸気系、排気系の効率アップと慣性効果が変化します。 アーシングによる電気効率アップやスパークプラグをイリジウムプラグに変更すると 点火時期とは別に燃焼スピードが変化します。 このため最適な点火時期調整のためディストリピュータによる点火時期調整をしました。
点火時期調整はディストリピューターだけでなくECU側でも調整され、 ECUは燃料もコントロールしてるため、ディストリピューターによる点火時期調整だけで終えると、 ECU側の補正も加わることがあるようで、ECU(コンピューター)リセットも重要になってくるようです。
シビックEG6 ECUバックアップヒューズを外す。(ECUリセット)
EG6はノーマルでは僅かに燃焼効率が悪い気がします。EG6にはチューニングは必須です。 吸気系、排気系、点火系。特に点火系は重要で、ノーマル仕様のEG6より明らかに排ガスがクリーンになり燃費があがります。 しかし、チューニングするとどうしても燃焼スピードなどの関係から、フルに性能が引き出せないようで、 ディストリピューターかECUでの点火時期チューニングが必須になります。 ここで、ディストリピューターで点火時期を調整すると、ECU側の関係もあり点火時期が適正であっても、 性能がフルに発揮できない場合があるようです。
EG6の点火時期を調整し始めた初期の頃はこのECUバックアップヒューズでリセットを頻繁にかけていましたが、 最近は微調整のためリセットを忘れていました。 点火時期を細かく微調整してるにもかかわらず、性能が初期のフィーリングと違ってるのを感じ、 このECUリセットを忘れてることに気づきました。
ECUをリセットしたところ、排気音が抜けのよさそうな爆音?に復活し、トルク/出力、アクセルフィーリングなどが、いつか感じたフィーリングに戻ったようでした。
ところが良いことばかりでもなく、以前もECUリセット時に一時的に起きてたアクセルオフしてアイドリングに入るほんの僅かなタイミングにハンチングする症状が発生しました。 吸排気系、点火系などフルにチューニングしてしまうと通常のハンチングとは違うEACVの信号とECUの関係と思われるハンチングが起きるようです。 (※ハンチングが起きる場合は、EACVにインジェクションクリーナーなどの液が残ったことで起きる場合がほとんどのようですがこれとは別の症状です。)
走行を2,3日繰り返すうちにこのハンチングは徐々におさまっていき、安定してきてるようでした。 ハンチングが起きることで、純正と違う仕様になるチューニングに危険を感じたりしましたが、この問題もECU側で徐々に補正されてるのか安定してきます。 ディストリピュータによる点火時期調整を何度も繰り返したら、定期的にECUリセットは必須のようでした。(ハンチングは収まりました。)
数日後、DC2R無限エアクリーナー(改)のラム吸入で引いてる75Φのジャバラパイプを引き直しました。 外気吸入でラム吸入させるため雨対策で3箇所ほど穴を空けてたのが気になり、雨水対策効果の高い一箇所に絞り 慣性吸入し易いようにパイプの引き方を工夫して再度新品ジャバラパイプで引き直してみました。 たったそれだけで穴が減ったことと慣性効果でか、低速トルクが更に増し乗りやすくなりました。
スロットルに繋がるエアインテークホースのエア漏れは、当然エンジン性能に大きく影響してきますが、 最も遠い位置のエアインテークチューブのエア漏れもエンジン性能に大きく影響してきます。 出来る限り漏れをなくす工夫が低中速トルクアップやアイドリングなどエンジン性能の安定に繋がるようでした。
シビックEG6の場合は点火系、吸気系、排気系、オイルの硬さ変更、点火時期調整などをした場合にECUをリセットすることで適正なフィーリングがでるようです。 ※点火時期を頻繁にいじった時は、一度ECUをリセットすることをお勧めします。 |