K&Nエアクリーナー交換(無限DC2R用K&Nフィルター交換)
EG6には、インテグラDC2R用の無限製エアクリーナーを改造取り付けしてあります。 シビックEG6ではこのエアクリーナーが恐らく最も効果があると断言できます。 DC2R用の大型フィルターで、外気の冷たい空気を走行風で吸入した上、ジャバラパイプで慣性吸入し、低速トルクダウンも引き起こしません。
このインテグラDC2R用の無限製エアクリーナー(K&Nフィルター)を交換することにしました。 いくら大型で吸入効率が良いといっても、僅かずつ詰まるはずで吸入効率は落ちてきます。 2年に一回は交換したほうがよいと判断しました。
インテグラDC2R無限製エアクリーナー交換(K&Nエアフィルター交換)
説明 | イメージ |
DC2R用をEG6に改造取り付けされてるため簡単な作業です。 | |
エアインテークホースは、スロットルと接続するバンドを外します。 | |
タペットカバーのブローバイ・ホースを外します。 | |
エアクリーナー・ボックスのステーネジを外します。 | |
これだけで簡単に外れます。 | |
KTC製の小型ラチェットです。6角レンチが必要です。 | |
6角レンチでエアクリーナー・ボックスのバンドを外します。 | |
特殊な大型のバンドを外すと、このように外れます。 | |
外したエアクリーナーです。写真ではわかりづらいですが、僅かに汚れがあります。約1年半、走行約2万Km後の交換になります。外気吸入するとどうしても汚れが早くなります。 | |
新品エアクリーナーです。 | |
ごむの弾力で隙間がシールされる仕組みのため、このゴムもラバー用スプレーで保護しておきます。 | |
下側のゴムがエアクリーナーの継ぎ目をシールするゴムです。ここから空気が吸われると危険なため、ゴムの弾力を失わないためにラバースプレーをかけておきます。 | |
エアクリーナー(写真1)。 | |
エアクリーナー(写真2)。 | |
エアクリーナー(写真3)。 | |
新品に変えて、仮付けします。 | |
エアクリーナーをエンジンルームに戻してから、取り付け角度を調整して本締めします。 | |
吸気慣性、排気慣性効果が高まりエンジンブレーキが効きづらくなり、エンジン回転に伸びのあるDC2R無限エアクリーナー取り付け時のフィーリングに戻りました。 僅かずつエアクリーナーが詰まってきて走行風によるラム吸入効果が落ちてきてたようでした。 今回は新品エアクリーナーに換えたことで性能アップを体感できました。
自動車の排気管は慣性排気することが目的で排気管の太さと長さが決定され、排気の慣性で吸気を促進させるようにできてます。 排気管を太くすると、慣性効果が落ちることでエアーの吸気が悪くなりエンジン性能が低下します。 更にホンダ車は吸気側も慣性吸気させることで低速トルクを補う仕様のため長い吸気菅があります。 このエアインテークチューブを撤去すると低速トルクダウンを引き起こすため、吸気系チューニングは注意が必要です。
※今回の作業と同時に、ファースト・アイドル・バルブ、ディストリピューター・キャップ&ローター交換も同時に行いました。
ジャバラパイプで外気吸入させると、走行風の圧力で吸気するため明らかに吸気効率があがりアクセルをあまり踏まなくても走るようになります。
特に出力が上がり、エンジン回転に伸びがあるためアクセルの踏み込みを軽めで走れるようになります。
これが長距離走行時の燃費に大きく貢献しているようです。
吸気時の抵抗が少ないことがエンジンブレーキの利きの悪さにも繋がってるようです。
(排気効率も重要です。特に触媒。それから、点火時期も合わせて変更するべきです。) |
エアクリーナー交換(走行距離18万2551Km DATE:2010/05/06)
触媒の排気温センサーマウント切削により馬力は更に増し、へたったエンジンオイルも2000Km過ぎで交換したにもかかわらず、パワーはあるがエンジン音がいまどきの車と同様に静かになってるのです。その原因は、・・・ |
エンジンパワーが更に増したことで、このところアクセルを踏むことに楽しみを覚えてしまいました。その証がエアクリーナー詰りにはっきり現れました。(^^;汗 |
K&Nフィルターは35回の洗浄再生が可能で性能低下は僅か3%。 高性能、大容量で吸入効率が高く、購入時は高くとも再生可能なため結果的には安くつきます。