エンジン故障時の診断方法とは(五感による故障診断と故障修理)
最近のエンジンは、診断機器でエンジンECUのバックアップデータの情報からセンサー故障などは直ぐに判断できます。 しかし五感でも殆ど故障原因は特定または絞っていくことが可能です。 DIYでエンジン系を故障診断し修理することは可能です。
エンジン電装パーツ劣化の判断方法(随時更新中)
故障箇所または現象/説明 |
ダイレクトイグニッション故障 |
プラグの失火 |
プラグコード劣化 |
サーモスタット |
サーモスイッチ |
イグニッションコイル |
イグナイター |
O2センサー |
オーバーヒート |
オーバークール |
パワステリザーバー液減少 |
エンジンオイル減少 |
メインリレー(燃料) |
ベルト補機類からの異音 |
電動パワステの違和感 |
LLCリザーバー減少 |
エンジン異音テスト |
エンジンオイル劣化 |
電装系故障診断 |
アイドルアップ不良 |
ハンチング |
燃料減少時のエンジン不調 |
エンジン振動 |
単気筒 |
エアコンによる室内水漏れ |
オイルパン凹み |
異音発生箇所 |
エアコンガス漏れ |
ベルト鳴きの原因 |
ラジエタ水漏れ(冷却水水漏れ) |
ATF(ATフルード) |
オイルフィルター |
バッテリーを長持ちさせる方法 |
ラジエターキャップ |
エンジン回転による異音 |
ベルトによる張り調整 |
ファンモーター故障 |
リレー故障 |
オイル漏れ |
特定のエンジン回転で異音がする |
オイルプレッシャースイッチ |
オルタネーター、パワステ、エアコン・ベルト |
スパークプラグと点火時期 |
走行中、一時停止後、エンジン停止し再始動できない |
バッテリー故障原因(バッテリー不良を特定する) |
粗悪品の社外品ベルトについて |
スパークプラグ焼けすぎ状態 |
ブレーキフルード・エア噛み |
暗電流とバッテリー |
ベルト・オートテンショナー |
イグナイター、イグニッションコイルなどプラグの火花を安全に確認する方法 |
|
残念ながら、現在の自動車整備会社は競争が激しく、収益を如何にして上げるかが大きく主体を閉め、 時間をかけて完璧に仕上げることには手薄になりがちです。 各作業での使用するパーツ(純正品/社外品)、分解時交換パーツの交換の有無、工具(品質、専用工具)、清掃(油、ダスト)、錆び止め など、技術さえあればDIYで行ったほうが完璧に仕上げられるのは、もう間違いないのです。 |
最近の車は、計器類が簡素化して、水温計、油圧警告灯、排気温度計などが無くなり、 すべてをエンジンチェックランプのみで制御されてるように見えます。 エンジンに異常があった場合は、計器類で確認が取れないため、 ECUから故障情報を診断する診断機器が必要になり、ディーラーに行かざる得ないと思います。 個人で整備どころか、一般整備会社も判断できずディーラーにお世話になる傾向です。 ただ乗るだけの玩具みたいな最近の車には興味が持てないです。(^^; |