瞬間接着剤でボディ剛性補強(スポット溶接箇所をボンドで接着)
きしみ音対策でスポット溶接のパネル合わせ面に瞬間接着剤を試しに流し込んでみたのですが、 これが体感レベルで効果があることが分かりました。 この情報はインターネットで得た情報なのですが、シビックEG6に数箇所に施工してみました。
ボディ補強に使用した瞬間接着剤
ツリロン瞬間接着剤3g入り。瞬間接着剤と言えばアロンアルファですが価格は300円ほどで容量も2gです。100円ショップで売られている瞬間接着剤は2g〜4g入りで接着力も同じです。スポット溶接面に流し込むため、ゼリー状タイプではなく液状のものを使用します。ケースはプラスチックとチューブがあるのですが液をたらしたときに手に付着し難いプラスチック入りが使いやすいようです。 | |
瞬間接着剤でボディ補強(※?は同時施工で評価が難しい箇所)
評価 | 施工箇所 | コメント |
◎ | クォーターガラスのサイドパネル合わせ面 | リヤウインドウのパネル溶接面。最初に施工した場所で走行時、段差を超えたときにボディ剛性アップをはっきり感じました。恐らく最も効果が高い場所の気がしました。内張りを外す必要があります。 |
◎ | ドリップモールのパネル合わせ面 | ドア開口部のドリップモール内のパネル溶接面全周に流し込む。走行時に明らかに剛性感を体感できました。マンホールや車庫の段差などで片側サスペンションが動くときの体感が最もありました。 |
○? | リヤゲート・モールのパネル合わせ面 | モールを総て外して全周に流し込む。ドリップモールと同時施工のためリヤゲートの効果ははっきり体感できませんでしたが、パネル溶接面が大きいのでリヤ剛性には必ず効果があると思います。 |
○? | エンジンルームのパネル溶接面 | エンジンルームも良く観察するとスポット溶接によるパネル溶接面があります。体感はできませんでしたがパネル溶接面の剛性には貢献してると思います。 |
◎? | 天井パネル溶接面 | 天井とサイドパネルのパネル溶接面に流し込む。直後に走行テストができなかったため効果をはっきりいえませんが、スポット溶接の面積は全周囲かなりあるため効果はあったと思います。サイドの内張りを外さないと外せません。 |
◎? | サイドシルガーニッシュ内のパネル溶接面 | サイドシルへのパネルボンド施工時にパネル合わせ面に流し込みました。パネルボンドと同一箇所のため判断もできませんが、当然効果は期待できそうな場所です。流し込むのは至難の業です。 |
きしみ音対策で行った施工は瞬間接着剤の他に、天井の隙間のみ液体シールパッキンを施工しました。 しかしこれは失敗だったと少し後悔しています。(^^;;;汗 (多分なんの効果もないはずです。) 天井もパネルボンドを施工すれば効果はあったはずです。(^^;;;汗
他ページにも書いたのですが、剛性アップがもたらす効果はボディのきしみ防止だけではありませんでした。 走行性能アップ(ハンドリング)、走行安定性(揺れが少なくなった気がする)、サスペンションの動きが感じ取れるようになります。 |