ドア開口部にパネルボンド施工(サイドシル、ドア開口部の補強)
タイヤハウスの錆止め作業中、剥がした古い塗装の下からパネルのスポット溶接箇所が複数現れました。 ここにパネルボンドで剛性を上げれば確実にボディ剛性は上がると判断しました。 サイドシル、F・フェンダー、内装(床、ストラット周り、リヤ)、と既にボディ全体にパネルボンドは施工されてますが、 ボディ剛性を更に上げる方法がまだありました。(今後作業予定)
ですが、今回は作業を変更しサイドシル、ドア開口部を先に補強することにしました。(^^;;;汗 タイヤハウスの強度よりドア開口部のほうが更に剛性アップする余裕があることが判明したからです。 この方が高い剛性が期待できます。
ドア開口部サイドシル周辺の施工手順
ドア開口部はすべて鉄板がスポット溶接されています。 |
運転席側は配線束があるため前回は避けて塗ってましたが、今回はクリップを浮かせて更に分厚く塗りこみます。 |
開口部前側の縁です。更に分厚く塗り重ねました。 |
サイドシル部です。ここは配線が邪魔で前回は軽めの施工でした。今回はたっぷり塗り重ねました。 |
開口部後部の縁です。更に分厚く塗り重ねます。 |
開口部上部の縁です。はみ出しも気にせず分厚く塗ります。 |
今回はパネルボンドの施工箇所が見えてしまうことを一切気にせず施工しました。 というのは、ここの施工が厚くなっても、縁に被さるゴムカバーは問題なく嵌り、ドアの開閉も問題なく、雨漏りしないことを前回の施工で確認済みだからです。 カバーからはみ出てもパネルボンドはボディ同色の黒なので目立たないのです。
運転席側は配線が邪魔で前回のパネルボンドは軽めに施工しました。 今回は配線束のクリップを外すことでたっぷりパネルボンドを塗りこみました。
パネルボンドは外気温25度で24時間で硬化しますが、48時間待ってから試運転しました。 ドア開口部は既に施工済みだったため、普通に走行してるだけでは大きな効果は確認できませんでした。 しかし、ガタガタの踏み切りを超えるとはっきり剛性アップしてることを感じます。 ねじれ感は完無。効果は想像を超えると思います。是非試してみてください。(^^)
スポット溶接の効果はどれほどあるのかわかりませんが、パネルボンド施工でも同様の効果が期待できると思います。 それどころか、溶接面の厚みを増すことができるため補強板を溶接したのと同じ効果がでると思います。 パネルボンドは塗るだけで効果大。(私はこれ以上の剛性はもういいです。笑) |