高性能大容量バッテリーに交換(大容量化して充電容量を上げる)
バッテリーの寿命は4年が一つの目処だと思いますが、 速めに交換するのは環境にも良くないし、 かといってバッテリー上がりをしても困るのですが、 4年目に入りシビックEG6のバッテリー交換時期に入ってきました。
EG6のバッテリーサイズは、55B24Rです。
(55:容量、B:端子形状、24:サイズ、R:+端子位置)
バッテリー容量を55から60、65に変更すると鉛の量が増すため重くなります。
バッテリーサイズを24から19にすれば容量の関係で結果的に充電容量を下げることになります。
バッテリー電圧は12.6ボルト(1セルあたり2.1V)は変わりありませんが、電流量は容量に関係するため、 スターターへの瞬間電流はこのバッテリー容量で決まってしまうことになります。 つまりバッテリーサイズダウンは、エンジンの始動性に影響します。 エンジンをオーバーホールして圧縮比を高めたりすれば、バッテリー容量アップも必要になると思われます。
ストリート走行の一般使用車でサイズダウンするのは危険性が高まります。 高性能を謳い文句にした大容量の高性能バッテリーでは、80サイズで+0.5Kg重くなります。 ストリート走行での始動時の安定性と軽量化の重要なFF車のEG6には、サイズダウンも容量アップも間違いと判断しました。
メンテナンスフリーで放電性の低いことが特徴のカルシウムバッテリーを購入するのが無難な選択な気がしました。
バッテリー交換(高性能大容量カルシウムバッテリーに交換)
4年以上経過したシビックEG6のバッテリーを交換しました。
走行停止後の2度目の始動時にスターターの回りが悪いことが3度あったため、
始動不能になる前に交換することにしました。
高性能なカルシウムバッテリーなど寿命は前触れもなくくるため、どこで始動不能になるかわからないため、
アウトドア主体で長距離走行の多いシビックEG6のバッテリーを交換しました。
バッテリー交換準備
説明 イメージ
前回は世界最大のアメリカのバッテリーメーカーACDelco(エーシーデルコ)でしたが、今回はパナソニック製65B24Rのシビスに変更しました。パナソニックは更に上級ブランドのカオスバッテリーもありますが、80容量に上がり、0.5Kgの重量増になるため、約0.25Kg増の65容量のシビスを使うことにしました。両メーカーともメンテナンスフリーです。
バッテリー交換には、大抵10mmメガネレンチがあれば問題ありません。この時メガネレンチなどの長いものを使うと、+、−電極を導通させショートの危険が高まります。スパナを使う場合でも写真のように片側を絶縁テープを巻いておくと、トラブルを未然に防ぐことが出来ます。
バッテリー交換手順
手順 説明
1、−端子を取り外し
車のボディはアースになってるため、バッテリーのマイナス端子を先に10ミリメガネレンチなどで外してボディアースを切り離しておきます。そして軍手などでバッテリーやボディに接触しないように覆っておきます。
2、+端子を取り外し
+端子を外し、安全のため同じように軍手で覆いバッテリーやボディーに接触しないようにします。
3、バッテリー交換
バッテリーを固定してるステーを緩めて、バッテリーを交換します。先に+−端子を外したのは、ここでのステーの取り外しでショートを避けるためです。ショートさせるとヒューズが飛ぶ恐れがあります。ここでバッテリー交換後、ステーの取り付けまで終えておきます。
4、+端子を取り付け
先に+端子を付けて、+端子を覆っていたカバーを戻してショートしないようにします。
5、−端子を取り付け
ー端子を戻してボディーアースさせます。先に+端子をバッテリーに接続してるためショートを防げます。
※バッテリー交換は簡単に見えますが注意しないとヒューズが飛ぶ危険もあります。
バッテリー型番について(型番:55B24R)
型番記述 説明
55B24R バッテリー容量(40/55/65/80/.etc)
55B24R バッテリー端子形状(B/D/.etc)
55B24R バッテリーサイズ(19/24/.etc)
55B24R バッテリー+端子位置(L/R)
同じ24サイズのため横幅/縦幅/高さとも同じですが、重さが0.25Kg重くなります。
FFのEG6ですがバッテリーはオーバーハングではありませんが、重量増は避けたいところでした。
しかしメンテナンスフリーで高性能なバッテリーを考えてパナソニック製を選択しました。
電流量アップでの始動性は、スターター/デスピにアースされてるため、始動性1.5秒のまま、特に変わりありませんでした。
走行インプレです。
バッテリーの重さは特に感じませんでした。
シビックEG6のバッテリーはオーバーハングではなく、助手席側に納まってるためです。
エンジン始動中、停止中のウインドウの開閉がスムーズになったようです。
リモコンドアロックの開閉音(スピード)が僅かに速くなりました。
オーディオの高音質がはっきり出るようになりました。
グレードが上のカオスが音質がよくなることが売りのようですが、グレード下位のシビスでも音質がよくなるようでした。
※単に旧バッテリーが古くて弱ってたことも原因かもしれません。(負荷電圧9.75V)
恐らくバッテリーサイズダウンしてたらこうはいかなかったはずです。
カオスの容量80は+0.5Kgで重過ぎますが、シビスの0.25Kgであれば、
軽量化の計算が必要なEG6にはバランスが出てると思います。
※バッテリーの選択肢は、どうしても量販店の品揃えに左右される為、お店で最も上級グレードのパナソニック製で判断しました。
ですが、パナソニック製が恐らく最も性能が高いように思いました。
始動時にスターターの回りが悪かった本当の原因を後で分かったのですが、
実はファーストアイドルバルブの駆動が固着ぎみで始動時のアイドルアップが十分できてなかったようでした。
バッテリーの負荷電圧9.75Vは特に問題の値ではないし、バッテリー交換後も問題は完全に直らなかったのです。(^^;)
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■関連ページ 「ヘッドライト・バルブ交換」
■関連ページ 「コネクタ、配線メンテナンス」
■関連ページ 「性能維持と耐久性メンテナンス(10万Km〜)」
前回は世界最大のアメリカのバッテリーメーカーACDelco(エーシーデルコ)でしたが、今回はパナソニック製65B24Rのシビスに変更しました。パナソニックは更に上級ブランドのカオスバッテリーもありますが、80容量に上がり、0.5Kgの重量増になるため、約0.25Kg増の65容量のシビスを使うことにしました。両メーカーともメンテナンスフリーです。
バッテリー交換には、大抵10mmメガネレンチがあれば問題ありません。この時メガネレンチなどの長いものを使うと、+、−電極を導通させショートの危険が高まります。スパナを使う場合でも写真のように片側を絶縁テープを巻いておくと、トラブルを未然に防ぐことが出来ます。
1、−端子を取り外し
2、+端子を取り外し
3、バッテリー交換
4、+端子を取り付け
5、−端子を取り付け
バッテリーの重さは特に感じませんでした。 シビックEG6のバッテリーはオーバーハングではなく、助手席側に納まってるためです。 エンジン始動中、停止中のウインドウの開閉がスムーズになったようです。 リモコンドアロックの開閉音(スピード)が僅かに速くなりました。 オーディオの高音質がはっきり出るようになりました。 グレードが上のカオスが音質がよくなることが売りのようですが、グレード下位のシビスでも音質がよくなるようでした。 ※単に旧バッテリーが古くて弱ってたことも原因かもしれません。(負荷電圧9.75V)
始動時にスターターの回りが悪かった本当の原因を後で分かったのですが、 実はファーストアイドルバルブの駆動が固着ぎみで始動時のアイドルアップが十分できてなかったようでした。 バッテリーの負荷電圧9.75Vは特に問題の値ではないし、バッテリー交換後も問題は完全に直らなかったのです。(^^;)