DIYチューニング&メンテナンス(シビックEG6整備履歴)
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ラジエターホース/パイプ交換(シビックEG6)

ラジエターホース/パイプ交換(LLC&ブローバイホース交換)

  (通算2回目の交換)

 B型エンジンのタペットカバー・ブローバイパイプはLLCパイプと溶接されてます。 これは何故か?

 ・ゴムホースの長いLLC配管を凍結から防ぐため?
 ・ブローバイガスを熱いうちにスロットルへ流すため?
 ・単なるパイプの取り回しの問題?

この疑問をもった方はたくさんいると思いますが、 単純にパイプ取り回しだと考えてます。 もう何年も前からここを変更したくてしょうがなかったのです。
※但し変更するといっても簡単に変更出来る問題ではないのです。

ラジエターホース/パイプ交換(LLC&ブローバイホース交換)

ホース&パイプ交換

 シビックEG6のB16Aエンジンは、このような格子状のパイプがあります。
上がブローバイ、下がLLCでパイプは溶接されています。
※この取り回しはメンテナンス性に大きな問題があります。

EG6LLC純正ホース

 ラジエター系ホースは、10年も経てば全交換してもいいかと思います。既に総て交換済みですが、今回はパイプ自身を変更するためバンドにより伸びてると思われるホースも交換します。

格子状のパイプ

 この格子状のパイピングを総て交換します。
※このパイプは既に生産終了し在庫なしのため部品購入は不可です。
このパーツを加工するのはNGです。

インマニマウント部分を外す

 LLCパイプは、インマニのマウント部分のボルト5本を外す必要があります。取っ払う必要はありませんが、ずらさないと安全にホースを引き抜くことは難しくなります。

取り外したLLCホース

 この2本のLLCパイプを外します。
※パイプ取り外し/取り付けには、高いテクニックがいるためDIY作業は困難です。
時間もエア抜き含めて半日です。整備会社に頼むと工賃は間違いなく高いです。

スプリング式バンドの留め具を使う

 取り付けは更に難易度が上がります。こういったスプリング式バンドの留め具を使い、漏れ対策に強化バンドを使います。

左側は比較的作業は簡単です

 比較的簡単に外せる左のパイプです。強化スプリング式バンドに変更しました。

右側は超難易度作業です

 マウント外しが必要な方です。漏れると大変なためネジ式バンドに変更しました。

使用した工具

 写真の工具と9.5ラチェットセットと長いエクステンションが必要です。今回は12.7エクステンションを繋げて作業しました。

格子状のパイプは廃止しました

 格子状のパイプは取っ払いました。まだ試作状態ですがブローバイパイプにLLCの熱が伝わらないようにします。加速時など高回転を出すとき、負荷によりブローバイは必ず増します。このとき熱いブローバイガス吸入を避けるのも重要です。

メンテナンス重視のパイピングに変更完了

 断熱カバーで互いのホースを分離します。インテークホースに刺さるパイプの負担が軽減されメンテナンスも向上します。ブローバイホースもすっきりしました。

 現在のホース完成仕様です。これでホースの抜き差しは容易になり、ブローバイガスの流れを正確に観察できます。

 タペットカバーxエアインテークホース間に透明ブレードホースをつけて約1年1万Km経過。オイルが通過した跡は見られずホースも綺麗なまま。つまりオイルキャッチタンクはタペットカバー(ヘッドカバー)につけても効果がないということです。

 ※注意:ホース交換後はLLC約1リットル補充とエア抜きが必要です。

◎インテークホースとタペットカバーとのブローバイホース接続
 10mmアルミパイプはホームセンターで普通に販売されています。 このパイプを適度の長さに切断し、切断面を綺麗に鏡面仕上げしてホースに接続しただけです。 このブローバイパイプの長さと、切断面のデザイン加工で、ブローバイを空気と綺麗に混ぜ合わせるチューニングが出来ます。

◎LLCパイプ
 格子状のパイプを外すにはパイプのワンオフ品が必要になります。 パイプはオイルラインとしても使われ、加工しやすい胴パイプを採用し、末端加工(抜け防止加工)を、 自動車などのパイプ加工を行う山崎工業(株)様にお願いしました。 曲げ加工はバイスを利用すると、ホースが潰れることもなくDIYでわりと簡単に作成出来ます。

 インテーク系は冷えた空気を吸入させることが重要にもかかわらず、 ラジエターの熱でブローバイパイプを暖めて吸入してます。 またブローバイホースを抜き差しするとき、インテークホースに負担がかかるのも問題なのです。

LLCと凍結温度の関係(目安)
 LLC濃度30%35%40%45%50%55%60%
 凍結温度 −15℃−20℃−25℃−30℃−35℃−40℃−45℃

※一般的には60%でー50℃とされてるため、実際には+5℃ほど更に余裕があります。

 LLCが凍結することはあり得ません。

 今回の作業ではLLC約1リッター抜けてしまったのですが、その原因はホース2本外したことにあります。 ここでエンジンのLLCパイプ片方にゴム栓をするだけで、全く抜けないことを確認。※LLCホース交換にはゴム栓は必須でした。

※タペットカバーのブローバイホースはスロットルバルブ手前に接続されるため、負圧ではありません。 そのためホースへの負担はPCV−インマニ間より極端に低くなります。
しかしブレードホースは耐久性の問題を確認したため、何れゴムホースに交換します。

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