燃料ポンプ交換(燃料ポンプ故障前にアセンブリ交換)
シビックEG6は燃料ポンプがリコールされています。 そのため4万Kmで燃料ポンプはアセンブリ交換されています。 現在走行19万Kmですが、今回の交換は約15万Kmのアセンブリ交換です。
燃料ポンプ交換(燃料ポンプ故障前にアセンブリ交換)
シビックEG6純正燃料ポンプ。(型番17040-SR3-A31)毎年価格改定で値段は上がり、2010年12月の購入価格は、41,475円。(^^;汗 |
シビックEG6は、燃料ポンプがリコールされてたこともあり、走行19万Kmですが、15万Km交換となりました。 |
故障すればエンジン停止。アウトドアで往復250Km走るため、故障するとレッカー代など大変な出費となるため、20万Km目前にして交換することにしたのです。 |
燃料ポンプ交換には、分解時交換パーツとして必ずパッキンが必要になります。 |
燃料ポンプはリヤ座席を外すとでてきます。 |
燃料ポンプは、燃料タンク上部に納まっていますが、この場所は車外です。泥、砂、埃などが堆積してるのが通常です。エアーで払って、雑巾がけし、ブレーキクリーナーで清掃してから作業に入ります。 |
外側のナットを外す前に、ポンプホースを外しておきます。このときも砂埃がでる場合があるため、エアで払いながら作業を進めます。 |
燃料ポンプは、写真の向きに回転させながら取り外します。真っ直ぐにはつっかえて出てきません。 |
時間的に車内は暗かったため、燃料タンク内は確認できなかったのですが、フラッシュで撮影してみると、・・・(^^;汗 見逃すわけには行かず、後日作業することに、・・・。 |
取り外し時と同じ角度で入れて、定位置に収めます。先にナットを締めて燃料ポンプを固定してから、ホースを接続します。 |
取り付け終わったら燃料漏れをチェックするため、ここでエンジン始動テストをしておきます。パッキン、ホースから漏れがないか手で触れて確認と匂いチェック。更に上から蓋をするため、危険のためここでしっかりチェックしておきます。 |
燃料ポンプ交換には、最低写真の工具が必要です。ソケットレンチは10mm、17mmが必要です。 |
オークションで手に入れたインテグラDC2TypeR(下)と外したEG6(上)を比較してみると、ポンプの接続方法に違いがありました。兄弟車ですが燃料ポンプは違うようで、最初から付かないのを今気づきました。(^^;汗 |
DC2R(下)は10万Km走行、EG6(上)は15万Km。DC2Rのは当然清掃済みで、EG6用は約1年前に清掃したにも拘らず、また汚れてきたように見えます。いずれにしても、DC2Rのは程度は最低で、蓋部分が錆びがでて、ホースもくたびれた色をしてるため、今後分解してみる予定です。 |
今回の作業は、燃料ポンプ交換、燃料タンク清掃、イグナイター/イグニッションコイル交換、痛んだラジエターホース交換(含アッパー/ロアホース交換)、プラグコード交換、アーシング箇所変更、配線メンテナンスと、全9項目を同時施工しました。 現在の車の調子は明かに今までとは違うフィーリングです。エンジンルームからの音も僅かに静かになり、アクセルフィーリングも変わりました。 ・・・この安定感。新車ってこんな感じあるよなぁ。(笑)
とにかく現在のシビックEG6は、低速からトルクがちゃんと出て、走行も落ち着きチューニングカーのフィーリングが少し薄れました。 キーオン始動時の燃料ポンプの作動音は3倍近く大きくなり、燃料が少なかろうが始動も走行も安定しています。 恐らく燃圧が上がってるはずです。 プレッシャーレギュレーターは負圧に対して一定圧にし燃圧(吐出圧)を安定させる。 燃圧は燃料ポンプの吐出圧と思われます。 9箇所のチューニング&メンテナンスで燃料ポンプが一番効果大で、フィーリングに影響してる気がします。
※キーオン時の燃料ポンプ作動音が3倍ぐらいに増し、エンジン始動と走行時の安定感。 シビックEG6は19万Km走行により、燃料ポンプに明かな性能低下があったようです。
燃料ポンプ交換ではっきりしたこと(2011/03/09 走行190429Km)
・低速ー中速ー高速でのエンジン性能がアップ。(燃圧アップによる燃料吐出量アップ) ・燃料吐出量が上がった。(僅かずつ燃料吐出量が落ち、エンジン性能に影響していた) ・燃料減少時のエンジンフィーリング変化が殆どなくなった。(燃料吐出量と燃圧が安定) ・排気音が僅かに落ち着いた。(爆音の原因の一つは燃料吐出量減少にもある) ・燃費は僅かにダウン。(燃料吐出量が増し、燃料消費が増した) 燃料ポンプは性能が低下すると、燃料吐出量が低下、馬力低下、排気音アップ、燃費アップの傾向にあるように感じました。 高回転時に燃料不足するのでは?と考えてましたが、これも体感できず。 プレッシャーレギュレーターが燃料吐出量と燃圧と考えてましたが、これは間違いであることは確実です。 プレッシャーレギュレーターの本来の目的は、インジェクターの燃料噴射時の燃圧低下を安定させることであり、 燃圧と燃料吐出量は本来の目的ではないのです。 大元の燃料ポンプによって決まってしまうという事実。 また燃料吐出量とは、≒燃圧でもあります。 ※燃料ポンプを吐出量の多い社外品に変える場合には、吐出量とリリーフバルブのデータを確認する必要があります。 サービスマニュアル・シャシ整備編 抜粋(シビックEG6(B16Aエンジン))
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2011年04月10日 走行燃費が下がった原因判明
燃料ポンプ交換後、燃料吐出量アップから燃費が下がったと考えてたのですが、 なんとエアクリーナーの吸い込みが低下したことが原因と判明。 K&Nエアクリーナーをバンパーから外気吸入してるため、 1万Kmも走行すると、徐々に目詰まりするのでした。^^; |