DIYチューニング&メンテナンス(シビックEG6整備履歴)
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DIYでブレーキフルード/クラッチフルード交換(シビックEG6)

ブレーキ/クラッチ・オイル交換(ブレーキフルードエア抜きの注意点)

  (1年に1回交換。(車検毎でなく毎年交換。やり過ぎ。(^^;;;汗))

 ブレーキオイル交換(エア抜き)は最も危険な作業だと思います。 理由はブレーキが利かない場合、直接事故に繋がることは当然ですが、 ブレーキオイル交換作業で起きるトラブルが多いためです。

ブレーキオイル交換時のポイント

 名称/コメント  イメージ

ブレーキマスターシリンダ。
 古くなるとカップが劣化する。ブレーキホースやキャリパ交換などでブレーキホース内のオイルを抜いてしまうとマスターシリンダのカップの劣化が原因でマスターシリンダのエアが抜けなくなることがある。

ブレーキマスターシリンダー

クラッチマスターシリンダ。
 ブレーキマスターシリンダほどトラブルは少ないと思いますが、ブレーキホース内にエアを噛ますと抜けないこともある。ブレーキオイル交換しないケースが多いためオイルが黒く汚れてるケースもよく見かけます。(カップの傷みの可能性があります。)

クラッチマスターシリンダー

ブレーキキャリパ。
 キャリパのオーバーホール(シール交換)するとわずかにエア噛みが残るようです。完全にエア噛み解消させるには走行してブレーキ系を暖めてから抜くか、数キロ走行後に再度抜きなおすと完全に抜けるようです。

ブレーキキャリパ

ブレーキホース。
 軽く曲げたときにひびがあれはブレーキホースの交換時期。ブレーキペダルを踏んで膨らみチェックも必要。エア噛みはブレーキホース内では起こらない。

ブレーキホース

ABS。(ABSアクチュエーター)
 シビックEG6にはオプションでしかABSはありませんが、ABSのエア噛み発生させないための作業も重要です。ブレーキ系を纏めて交換したりするとトラブルが出やすいのですが、ホース出口を塞ぐ専用工具を使うとトラブルを未然に防ぐことができます。

ABS(写真なし)


ブレーキオイル交換とエア噛み解消方法(作業は二人で行う)

 方法  説明

連続で踏む

 ブレーキペダルを踏み込む、放すを連続で行う。踏み込み時と放す時に1クッション溜めをいれるようにする。(ブレーキオイルの流れは踏み込み時より若干の時間差があり慣性も働くため。)ブレーキオイルが出てるタイミングでブリーダースクリューを閉めるのが理想です。

一回ずつ抜く

 踏み込む、放すを1回ずつ行う。踏み込んだ時点でブリーダー側の作業者に合図をし、踏み込んでるタイミングだけブリーダーからブレーキオイルを抜く。この繰り返しを数回繰り返す。

ダブって抜く

 踏み込み、放すをダブって1回ずつ行う。作業方法は”1回ずつ抜く”と同じ方法でダブって抜く。※ダブルというのは2,3回ブレーキペダルを踏んで圧を高めて踏み込む方法。踏み込んだ一時的なタイミングだけにブリーダーを緩める。エア噛みが解消しない場合の最終手段。

ABS作動させる

 ABS車両の場合はABSアクチュエーターを作動させる必要があります。キーON又はエンジン始動状態で、上記の方法と組み合わせて行います。


◎ブレーキフルードを抜く順番は?
 ブレーキオイルを抜くブリーダーの順番は、ブレーキ配管が最も長い(ブレーキマスターシリンダーから一番遠い)箇所からの作業が基本です。
”左後⇒右後⇒左前⇒右前”または、”右後⇒左後⇒左前⇒右前”の順に抜き、 最後は右前でリザーバーのオイル量を確認しながら抜く。 ブレーキ配管は、右前と左後ろ、左前と右後ろで繋がっています。 またマスターシリンダーは故障時にも働くように、2系統用意されています。

◎ブレーキオイルをこぼしたら?
 ブレーキフルードは塗装を溶かします。ボディに付着したら直ぐに水で洗い流します。
ブレーキフルードは、通常のオイルと違い、水によって完全に洗い流すことが出来るため、 ブレーキリザーバーでこぼれた場合は作業後でも構いませんが、ボディの場合は、直ぐに大量の水で洗い流します。


※エア噛みが解消しない場合は走行してブレーキラインを暖めてから抜く方法と 専用工具でブリーダー側から圧をかけブレーキマスターからエアを抜く方法もあります。

 エア噛みの原因には、ブレーキマスターシリンダーの劣化とキャリパーのオーバーホール又は交換が一番起きやすいと 思いますが、ブリーダーへのタンク(ブレーキフルード)設置時のノズルが低すぎることにも注意が必要です。 (プロでは当たり前のことですが、)

 作業時はブレーキラインで交換箇所が複数ある場合にエア噛みの解消がし難い場合があります。 複数箇所の交換又はエア噛みが大きすぎるとブレーキペダルによる圧が伝わらないため抜けが悪くなります。 (ブレーキホース内にエアが混入しないように出口に蓋をすると防止効果があります。)

 エア噛みを発生させないために一回ずつ抜く整備会社が多かったのではないかと思いますが、 最近は全車ABSのため連続で抜いてしまうケースが多いと思われます。 (ABSにエア噛みさせると抜き難いケースもあるようなので気をつける必要もあります。) ブレーキオイルを抜く工具には透明ホースでチェックバルブ(逆止弁)を必ず付けます。

 キャリパー・シール、ブレーキ・ホース、マスター・シリンダーなどのオーバーホールや交換時には、2度抜きすべきです。 ブレーキ・ペダルを踏んで抜いても、ブレーキオイル・ラインは抜けても、キャリパーなどのシール部分には僅かにエアが残るためです。 一度目は抜ける分だけ抜き、2度目は走行してブレーキラインを暖めてエアを膨張させ直後に作業することで、効率良くエア抜きが出来るはずです。

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