DIYチューニング&メンテナンス(シビックEG6整備履歴)
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DIYでステンメッシュ・ブレーキホースに交換(シビックEG6)

ステンメッシュブレーキホース(無限製強化ブレーキホースに交換)

  (通算ブレーキホース交換1回)

 ステンメッシュブレーキホースとは、純正ゴムホースの僅かな膨らみを更に抑制することでブレーキの利きを増し、 ステンメッシュの保護から純正より寿命が長いのが特徴とされています。

 ブレーキホースは、10年10万Kmが交換の目安になります。 この頃になるとホースにヒビが入りホースの膨らみからブレーキの踏み応えにふわふわ感がでることを考えておく必要があります。

 シビックEG6は15年16万Km走行によりブレーキホース/クラッチホースの全交換に踏み切りました。 ブレーキホース表面にはヒビが見られないため、使用し続けていましたが、劣化によりブレーキ踏み応えにふわふわ感が出てる可能性もあります。 +10万Kmを計算して交換することにしました。

ブレーキホース交換・準備

順 名称/コメント イメージ
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 無限製ミクロメッシュブレーキホース。ステンメッシュブレーキホースは純正ゴムホースに比べ動きの柔軟性にかけるのが欠点です。この問題を解決出来そうな製品を選択しました。無限製は純正同様のブラケットが付いてるため最も安全に取り付けられ車検対応品です。型番46800-XG9-K0S0 価格定価32000円。

EG6用無限ステンメッシュブレーキホース
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 ガスケットも予め製品に含んでることを確認しておきます。製品に付いてない場合は当然別途購入が必要になります。

無限製同梱のブレーキホース・ガスケット
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 ブレーキホースを緩めるにはパイプレンチを使用します。スパナでは安全に作業ができません。

KTC製パイプレンチ
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 ウォーターポンププライヤーがあるとホースクリップを簡単に脱着できます。プライヤーやハンマーより作業性が上がります。

KTC製ウォーターポンププライヤー



ブレーキホース交換・作業

順 名称/コメント イメージ
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 ブレーキホース交換作業は一般的にはブレーキホースを外してブレーキフルードをオイルパンに受けて垂れ流しで作業します。そのためマスターシリンダーのブレーキフルードが空になりマスターシリンダー自身のエア抜きが必要になります。またマスターシリンダー自身のカップがへたっているとここでエア抜き問題が発生します。

EG6ブレーキリザーバータンク
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 マスターシリンダーへの負担とブレーキフルード垂れ流しを避けるため、ゴム板で蓋をして密閉しておきます。こうするとブレーキホースを外してもブレーキホース自身のフルードしか漏れてきません。

リザーバータンクを密閉
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 ブレーキホースを外す前にホースブラケットを外しておきます。

EG6ブレーキホース・ブラケット部
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 パイプとブレーキホースの接続状態です。基本的にフレア状に接続されています。パイプレンチでナットを緩め、ホースクリップを外していきます。

EG6ブレーキホース・ジョイント部
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 タイヤハウス内のサスペンションに配置されるブレーキホースは砂ぼこりなどが堆積してるため、予めブレーキクリーナーで清掃してウエスで汚れをふき取っておきます。

EG6ブレーキホース(フロント下側)
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 ホースクリップを外す場合にも砂ぼこりなどが噛んでいますので、ブレーキクリーナーとウエスを使います。また取り付け時は、ネジやホースのフレア部などの汚れ付着に注意します。
※エア抜き作業は別のページを参考にしてください。

EG6ブレーキホース(フロント上側)


※ブレーキ部品は重要保安部品です。交換作業は陸運局認定の整備工場で行ってください。

ステンメッシュブレーキホースの特徴(良否)
・メッシュ部分には鉄製、ステンレス製がある。(耐久性と錆びに関係。)
・ホースはテフロン系ゴムが使われる場合が多い。(耐久性に関係)
・純正に比べホース内径が細い。(※内径とホース膨らみ抑制が踏み代に関係。)
・ブレーキ踏み代が少なくなる。(ブレーキペダルが低い位置で効く)
・ホース自身に純正ほどの柔軟性がない。(ホースの曲がりが悪い)
・平成7年頃からブラケットなしホースにタイラップを使用すると車検に通らない。
・純正にくらべ耐久性があり長持ちする。
・ホースの膨らみを抑えるためブレーキの効きがよくなる。
※純正では倍力装置とブレーキホースに密接な関係があり、ステンメッシュブレーキホースに変更すると良くも悪くもペダルタッチが大きく変わってしまいます。

 ブレーキホースは10年10万Km超えると交換時期に入ってきます。 EG6は15年になるためほっておく訳にはいきませんでした。 外したブレーキホースをチェックしてみましたがゴムのため細かいヒビはありますが、 問題となるヒビは見当たりませんでした。 しかしブレーキホースは劣化するとホース自身が膨らんでブレーキにふわふわ感が出て効きが甘くなるのです。 EG6は100Kg近い軽量化もあってエンジンブレーキをかけずにブレーキングしていますが、 僅かずつの効きの甘さが出てることは否定できないと判断しました。

 純正のブレーキホースとステンメッシュブレーキホースの違いは後者はメッシュでゴムの脹らみを抑えるため制動力に効果があると判断していました。 しかし実際に取り付けと説明書をみるとしっかり弱点があることがわかりました。 ステンメッシュブレーキホースはブレーキの踏みしろが減ってしまうのです。そのためブレーキペダルの踏み込みが深い位置でしか効かなくなります。 この問題は実は大きな問題だったりします。
情報不足だったことは事実ですが・・・純正は十分堪能したのでステンメッシュにするか。 結局はこの結論に達していたんだろうと思います。制動力は踏めば確かにあります。
まずはこれからテストです。

 走行インプレです。
エア抜きは完璧だったはず。しかしペダルは深い・・・。
ペダルにはエア噛み時のふわふわ感はない・・・。
エア抜き後エンジン始動前後は踏みしろは十分あると見たのですが、 発進して最初のブレーキングで、”エア抜き失敗”を予感させる深いブレーキ制動でした。
マスターシリンダー、ブレーキパイプ、キャリパーとエア噛みを最大限に抑えて作業できたと思ってましたが、 仕方がないのでこのままブレーキフルード3本(1.5リットル)購入しに行きました。
エアが噛んだ場合は数10キロ走行しブレーキ系を暖めるとエアが抜けやすくなるため、帰宅後すぐにエア抜きを行いました。
ところが踏みしろに変化はありませんでした。
エア噛みを起こしてた可能性があるとすればキャリパーしかないと思い、次回はピストンを押し込んでエア抜き作業をと考えながら 無限ブレーキホース説明書の注意書きを読んでみると、
”純正ゴムホースからミクロメッシュブレーキラインに交換した場合、一般的にペダルの踏みしろが少なくなります。・・・”
エア噛みを起こした場合の特有の症状がないことに加え、ブレーキマスターシリンダーを空にしていないため、エア噛みの可能性はやはりなかったようでした。 まずは安心しましたが走行テストを繰り返すことと運転に慣れる必要があります。

 今回のブレーキホース交換で15年16万Km走行のシビックEG6のメンテナンスを兼ねたチューニングはほぼ終了です。 10万Km超えてからの新車時を維持するために必要なメンテナンスは終了したと思います。 チューニングは新車時からするのが一般的ですが、10年10万Kmまでを純正仕様で以降をチューニングする方法も一つのやり方だと思います。 普通に考えればここまで整備すると新車に買い換えた方が良いかもしれません。 しかし、DIYで整備してるため工賃は要らず約半額の部品代だけで済んでいます。 車は乗るだけが楽しみでなく、自分で整備(チューニング&メンテナンス)してその結果を乗って確認するのが面白いのです。 また自分で整備することが勉強になり、次の整備作業に生かせます。
※列挙された整備作業はプロの整備士でしか出来ない内容を多く含んでる点にご注意ください。

 踏み代が下がる原因は、
ゴムホースではわずかな膨らみから、ペダルを戻したときに カップ以下のゴムホースの膨らみ分ホースに圧力が溜まり、ブレーキペダル踏み込み時の踏み代を作りだせる。
対して、ステンメッシュホースは、膨らみが少ないため圧力を溜め込むことができないために踏み代は下がる。 ・・・これが原因と推測できます。

■関連ページ 「キャリパー・メンテナンス」
■関連ページ 「F・キャリパーシール交換 」
■関連ページ 「R・キャリパーシール交換 」
■関連ページ 「ブレーキ/クラッチ・オイル交換」
■関連ページ 「ステンメッシュブレーキホース」
■関連ページ 「クラッチホース交換と作業方法 」
■関連ページ 「ブレーキオイル交換方法」
■関連ページ 「高性能化と耐久性チューニング&メンテナンス」
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